トイレの神様と出会う
今日は野球部と合同で 学校内のトイレを掃除しました
野球部はもう何年も前から取り組んでいる企画で、今年声をかけていただきました。
1つの便器を1時間かけて磨き上げる
素手 素足で行う
9時~12時までグループに分かれスタート
もちろん私も参加しました。
便器の中の水をスポンジで吸い取り 洗剤を少量つけ徹底的に磨く
便器の奥に手を入れてゴシゴシ・・・・
どんどんきれいになって
どんどん楽しくなって
生徒たちも寒さ 冷たさも忘れ 一生懸命 頑張りました
掃除を始めると 不思議なことに 見えなかった汚れが次々と見えてきます
便器を磨きながら ふと 高校時代の自分を思い出しました
道に落ちているゴミ 空き缶 誰かが拾うもの と思っていた・・・
トイレ・・・お母さんが掃除するのが当たり前
きれいになっていて当たり前
そんな当たり前を 当たり前ではないと気付いたのは それから何年も経ってからだったと思います
そして
生きるということ 自分の存在が たくさんの人のおかげで成り立っているということを感じたのは
もっともっと後のことでした。
若い頃のうぬぼれていた自分、誰の世話にもならず 一人でできる
と思い上がっていたころのことも思い出したりして
1つのことをとことんやることで見えてくるものがあるということ
とことんやらなければ 見えてこない
部員たちにはもちろんのこと
私自身のために本当に貴重な体験をさせていただいたことに 心から感謝